どのようにしていいかわからず、後回しにされがちな英作文ですが、、、
現行の英検において 英作文の対策をしない=不合格になります。
留学をしていなくても、適切な勉強をすることでちゃんと英語はかけるようになります。
本記事で説明していきます。
英検準一級ライティングの合格点はどれくらいか
英検のライティングは内容、構成、語彙、文法からなっており、各4点となっています。
目標点は大体このくらいになるでしょう。
内容 | 構成 | 語彙 | 文法 | 目標点 |
---|---|---|---|---|
3 | 4 | 3 | 4 | 14 |
英検の合格点はCSEスコアによって決まります。
英検準一級はCSEスコアで750点となっています。このCSEスコアで60%程度で基準点は越えることができます。
英検のライティングはちゃんと対策をすれば点数は取れるので、できれば70%以上は取れるようにしていきましょう。
現時点で自信がない!という人でも大丈夫です。
本記事で具体的に説明していきます。
ライティングは他の分野の復習に最適!
これまでの学校での英語学習においてライティングは重要視されてきてないのですが、
今後ライティングは必須のスキルとなってくるでしょう。
ライティングを行うことで、英文法が理解しているかどうかの確認ができます。
また、読解の展開を学ぶには頭を使って自分で実際に書くことで学ぶのが一番です。
対策の仕方がわからないために後回しにされがちですが、、、
英語の学力を伸ばしたいのであれば、ちゃんと勉強をしてできるようにしていきましょう。
- 英作文は優先度高い
- 文法・論理力・表現力の確認ができる
英検準一級ライティングの特徴と対策
それでは、ここから英検準一級のライティングの特徴とそれぞれ対策をどのようにしていけば良いのかをお伝えしていきます。
英検準一級ライティングの特徴
英検準一級のライティングには条件の設問がついています。
残念ながら、 この条件を満たさないと点数はもらえません。
この中でも重要なのは、 構成の部分です。
英検準一級ライティングにおいて一番大事な点を占めていると言っても過言ではありません。
試験という性質上、一定の基準があり採点がなされます。
この構成を練習の時は必ず作るようにしてください。
対策部分にてテンプレートも紹介しますので、まだ何をしたら良いのかわからない・・・という人は、
このテンプレートを使うことで構成は満点を取ることができます。なので、ここから取り組むようにしてください。
長さについては、上記テンプレートで書いてもらうと多くが字数を超えることになります。ですので、あまり気にする必要はないでしょう。
あからさまな字数稼ぎの文章を書くのは、 無意味な文章を足すことになりますので、よくありません。
なので、やめましょう。
英検準一級ライティングの対策
それではここから、英検準一級ライティングの具体的な対策を記載していきます。
英検準一級で高得点を取るためにまず重要なのは、採点基準を知ることです。
悪戯に書いても、何をもとに採点がされているのかを知らない限り高得点を取ることができません。
英検準一級ライティングの採点基準
採点基準は英検の公式サイトに簡単に公開されています。
ですが、こちらの基準だけでは何が良くて何が悪いのか・・というのがわかりづらいです。
どのようにしたら高得点がもらえるのかをより詳しくみて行きましょう。
内容|課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか
内容面では、主張と理由を含んでいることが求められます。
まず一番大事なのが主張の部分です。設問に対して適切に答えることができていない場合は0点となる可能性があります。
主張はどのように書けば良いのか?
具体的にみていきましょう。
たとえば、お題が下記だとします。
2020年第1回英検
これに対して通常であれば、この問題の是非を主張していくのですが、
全然関係のない「田舎で暮らすことは良い」といったようなことを主張してはいけません。
こんなことあるわけない!と思っている人も多いのですが、、、、
今は日本語で見ているのですぐわかるのです。
ですので、 課題文のキーワードには線を引いて意味を取り違えないようにしてから取り組んでください。
理由はどのように書けば良いのか?
続いて、理由をどのようなものにしたら良いのかを考えてみましょう。
できれば客観的なデータや調査を使うと良いでしょう。
こういうとそんなデータはしらない!という人がいるのですが、
わからないのであれば作ればいいのです!
その後、自分の主張にあう調査結果を入れると良いでしょう。
ただし、いきなり理由に調査結果を入れるのは好ましくありません。
まずは抽象的な理由を入れてその具体化として調査結果を入れると良いでしょう。
構成|英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
英検作文において、構成は重要です。
とはいえ、本番構成を考えているようでは合格するのは難しいです。
テンプレートを使って、毎回同じ構成で書けるように練習していきましょう。
英検準一級ライティング!テンプレート公開
下記が基本的な流れとなっています。
このような流れになるようにディスコースマーカーを考えて使ってください。
譲歩はなくても問題ありませんが、字数が満たない可能性があります。
書くのに自信がない人は下記の流れで書くと良いでしょう。
– 主張
– (譲歩)
– 理由1
– 具体例1
– 理由2
– 具体例2
– 結論・再主張
語彙|課題に相応しい語彙を正しく使えているか
ここでは、語彙を判定されます。
難しい語彙をつかったどうかではなく、適切な語彙を使ったかどうかの判定です。
ここは間違えないようにしてください。
文章の内容に合わせてできる限り、具体的な語彙を使えるようにしてください。
例えば全ての文脈において、goodを使ってしまうのは不適切です。
また、 文章内で同じ語彙を何度も何度も使ってしまうのは、適切ではありません。
同じことを言いたい場合でも違う言葉でパラフレーズして使えるようになると良いでしょう。¥
文法|文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
ここでは文の構造が判定されます。
文型をいろいろ使っているか、複数の句や節を駆使できると良いでしょう。
ただし、複雑であればあるほど高得点になるというわけではないのは注意してください。
それでは、 読みづらくなるだけです。
言いたいことが伝わるレベル感でさまざまな表現で言えるようにしておけると良いでしょう。
英検準一級ライティングで合格点を取るための3つの考え方
ここまでで各設問ごとにどのような特徴なのかと対策を述べてきましたが、
全体的に通用するリスニングの学力を上げるための3つの考え方とをお伝えしていきます。
その1|答えられるネタの幅を増やす
英検ライティングの試験中において一番起こってはいけないこと・・
それは書く内容が思いつかないということです。
英検準一級くらいになると、知らないと書けない。ということは多くあります。
なので、英検を受ける前に主要トピックは網羅しておきましょう。
過去問を実施する前にこの辺りの本を読んで書いて覚えておくと役に立ちます。
その2|ロジカルシンキングに強くなる
英語を書くということは、すなわちロジカルに書くということです。
上述したように、日本語と同じ論理で書いていては全くもってできるようになりません。
普段の日本語の段階で、具体抽象を意識して話すことに慣れてない人は普段の日本語から意識すると良いでしょう。
テンプレートを使うことである程度ロジカルに書くことはできますが、、それを腹落ちするレベルまで使いこなせてないと英語力自体は上がりません!
ピラミッドストラクチャーの考え方になれよう
触りの部分だけ簡単にピラミッドストラクチャーをお伝えします。
あるテーマを一番上の青い部分においてもらって、その次の段には理由をおいてください。
横並びの線は同じ抽象度になっている必要があり、下の段に行けば行くほど具体化していきます。
ロジカルシンキングを強化するには?
この辺りの本を読むと良いでしょう。
主張1つ例1つという0から丁寧に作文を作り上げていくので初学者の方におすすめです。
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
その3|パラフレーズ
英検は英語の試験ですので、英語の表現力を見せつける必要があります。
もちろん、多くの表現を知っている必要がありますが、重要なのは
単語レベルで言い換えることも重要ですが、単語を節、句、文型を変えて別の言葉を言ったりしていますので、この辺りの変換をできるようにしていきましょう。
苦手な人はひとまず能動態を受動態に変換するだけでも効果はあります。
ただし、新情報が前に来ないように変換する際には情報構造には気をつけてください。
また、表現力に難がある人は例文を覚えて色々な表現を言えるようになりましょう。
パラフレーズの仕組みをもっと理解した人は?
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