21年から開始される共通試験ですが、
初回ということもありどのように対策したら良いのかわからない!という人が多いようです。
そのような方向けに既に具体的な対策と勉強法はこちらの記事で伝えているのでご確認ください。
本記事では20年まで行われていたセンター試験を使って、
似ている問題を使って共通試験の対策をしていこうという趣旨で書いていきます。
過去問の少ない中で、この戦略をとるのが良い戦略ではないかと思います。
その上で、各予備校から出ている予想問題をやってみてください。
センター試験リーディングとの共通点と類問
リーディング問題のセンター試験との共通点は、下記のようになります。
共通試験大問 | センター試験該当問題 |
---|---|
大問1,2-A | チラシ問題大問(4-B) |
大問2-B | 意見論述(3-B0 |
大問3 | 類問なし |
大問4 | 大問4A |
大問5,6 | 大問6 |
文法問題が一問も出題されなくなったので、
類似点を見出すのは難しいように思われるのすが、本質的に似ている部分を探すのは難しくありません。
各問題の類似点分析と何を意識するべきか
まず大問1からですが、 この部分は本文から重要な情報をいかに早く抜き出すかを考える問題です。センター試験時の広告問題と形式も問おうとしていることは同じです。
知識で学力のある生徒であってもこの問題は苦手!という人は多いので、
別途スキミングに特化した練習が必要です。
続いての大問2Bの問題ですが、この問題は議論の問題です。
具体的には別途記事を見てもらいたいのですが、
この問題はセンター試験の意見論述と考え方が同じです。
テーマを考えてて、どこが似ているのか、どこで争っているのかを考えてください。
大問4はセンター試験大問4Aのグラフを問う問題が似ています。
センターではこれまでに様々なグラフがでています。
20年は変なものが出ていました笑
また、大問5,6は問われている形式を見ると類問とは言い難いのですが、、
早く読むためのエッセンスがあるといえるセンター試験の大問6が使えるでしょう。
パラグラフの中でいかに早くトピックを読み取り、パラグラフ全体の論旨を取っていくことができるかが重要になります。
続いてリスニングを見ていきましょう。
センター試験リスニングとの共通点
センター試験のリスニングは問題数が少ないので、
照合をしていくのが難しいのですが、、、
だいたいこんな感じになります。
共通試験大問 | センター試験該当問題 |
---|---|
大問1-A | 大問1問1以外 |
大問1-B、大問2 | 大問1問1A |
大問3 | 大問3-A |
大問4-B,6-A | 大問3-B |
大問5 | 類問なし |
大問6-B | 大問4-B |
大問5がめちゃめちゃ難しいです。
ワークシートを事前に見ていないと、難易度が上がってしまいます。
先読みの練習を積んでおいてください。
毎日聞くことから始まります。普段使っている精読用の教材のような短文で良いのでCDを使って英語を聞く練習をしましょう。
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